『東京都心臓病の子供を守る会』医療講演会 報告

1月に東京都難病支援センターで行われました、講演会のご報告です。

  心臓病の子どもの学校生活と運動
         -学校生活管理指導表とうまくつきあっていますか?

            講師 : 東京女子医科大学スポーツ健康医学部 教授 浅井利夫先生

講師の浅井利夫先生は、歯に衣着せず、明瞭・簡潔に約1時間位お話してくださいました。


 とにかく昔は、ほとんど助からなかった心臓病も、昭和60年位から手術が安定しだし、
平成に入ると新生児が、平成中期には子宮内術と、めざましい進歩で続け、
移植により、手術においてはほぼパーフェクトに近づいたとのことでした。
 今後は、再生医学に更なる可能性がもてるとのことでした。
例えば、人工弁に再生医学で作られた細胞をコーティングするなど、
近い将可能になるのではないでしょうか。 
そうなると人工弁による、拒絶反応のリスクが軽減され、画期的な手術となることでしょう…、 
とのことでした。


本題の『学校における運動管理』について。

1、学校側は病気を理解していない と思った方がよく、学校に預けるという覚悟を
  決めなければばならない。学校の出来る限度は限られている。

2、心臓手術をした子、小さい時にした子ほど運動のリスクは高い。

3、子供には全てを話し、理解させなくてはならない。

4、男の子は特に中学の3年間は、全く親や医者のの言うことなど聞かなくなるので、
  運動のリスクを自覚させなくてはならない。

5、運動指導表からは、運動部に対するものを抜いてあるので、
  親がその運動部の内容をよく把握して、そのつど決めるべき。

6、基本的に手術を受けたお子様は、身体接触を避けること。
  特に、人工物(人工弁など)を手術の際用いたお子様は、
  ぶつかるようなコンタクトスポーツを避けるように。(鉄棒、ドッジボールなど)
  逆に走ることの方が、コンタクトスポーツより直接ぶつからない分よいのではないか。
 
 先生の講演のあと、質疑応答がありました。
 その後、東京都の職員の方が、小児慢性疾患医療券などの説明をして下さいました。
 また、個人的な相談がある人はを別室で1人10分位の時間をさいて下さいました。

 

 ご参加の皆様からは、『運動のリスクを忘れはいけないことを、肝に銘じた講演だった。』
『走ることよりドッジボールの方がリスクが大きいとは知らなくて、びっくりした。とても参考になった。』という感想が寄せられました。


 東京都守る会の担当者より、会報にて報告があると思いますので、それもあわせてご覧ください。
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by heart1121 | 2008-02-18 10:11 | report


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